旧鹿児島紡績所技師館(異人館)は現在、外回りを工事中
日本初の洋式紡績工場の歴史と世界遺産「明治日本の産業革命遺産
第29代薩摩藩主 島津忠義が日本初の洋式紡績工場を作った際に招いたイギリス人技師の宿舎です。コロニアル様式のベランダや日本の寸法による設計など和洋折衷の建築様式で、幕末における洋風化建築の進展を示す貴重な遺産として保存されています。建物は国の重要文化財、敷地は国の史跡に指定されています。
平成27年(2015年)7月には「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の一つとして、世界文化遺産に登録されました。館内には当時を物語る写真や資料も数多く展示されています。
仙厳園・尚古集成館からもほど近くにありますので、少し足をのばして訪れてみてはいかがでしょうか。
1962(昭和37)年6月に国の重要文化財に指定され、2015(平成27)年7月には「明治日本の産業革命遺産製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産・旧集成館の建造物の一つとして、世界文化遺産に登録されました。