小笠原 父島旅行記 ~エピソード2~ 出港編
おがまるの出港日の関係で、退職日一日前が最終出社日となった。30年勤めた会社だったので、できれば最終日にあいさつをしたかったが仕方なかった。
直属の上司や社長も出張で不在であった為、特にあいさつは同じ課のメンバーと社員証を返却した人事のメンバーだけでエレベータに乗り込もうとしたとき
「39さん、今日が最終日ですか?色々お世話になりました」
以前、部下だったイケメンから挨拶があった、軽く握手を交わし元気でね!と声を掛けエレベーターに乗り込んだ。定年で何人かの先輩を送ったが、みんな目頭を押さえ涙ぐんでいたが、そういった感情は1ミリもわかなかった。今日でこの会社に来なくていいんだと、それと小笠原への旅行が明日に迫っているので、早く部屋に戻り旅の最終準備をすることの方が今の俺にとっては大事だった。
おがまるパック行程
こちらの行程表にも10時集合と書かれていた。
おがまるの受付時間 9時30分~10時40分頃までなので、家を9時に出発し10時到着目標で浜松町に向かった。最寄駅は竹芝なので本来は、新橋でゆりかもめ乗り換え竹芝が一番近いのだが、浜松町からでも徒歩10分程度であること、天気も晴れていたこと荷物もそこまで多くなかったことから浜松町から歩くことを選択した。
*雨の日や荷物の多い方は、ゆりかもめを選択したほうがいいと思います。
この日は快晴!
10分ほど歩くと到着です。
※昼食などをおがまるの食堂を利用せず安くすませたい方は、道沿いにあるコンビニやすき屋などで調達することをお勧めいたします。都合3食分必要になりますのそこそこの出費になります...
おがまるが見えてます。
東京港竹芝客船ターミナルはこの右手奥。
東京港竹芝客船ターミナルに向けて歩いている方は、多くの荷物を持っている方が多く(みんな小笠原?)とこの時は思っていたが、小笠原以外の島にも多くの観光客が行くことをターミナルに到着して初めて知りました。
運航ルートのご案内|竹芝客船ターミナル|東京港客船ターミナル
カウンターは行き先の島ごとに分かれているので
分かりやすい。
ターミナルに着いたらまずは、カウンターで予約確認書(申し込んだ旅行会社から佐川便で送付されてきた)を搭乗券(竹芝発)搭乗券引換書(父島乗船)と宿泊利用券に引き換えなくてはならない、10時過ぎの引換所は数組が並んでいただけですぐに引き換えることができた。
帰りの搭乗引換書をなくさないことと、帰り乗船時に引き換えるのだから取り出しやすい場所にしまうことが必要だなとこの時は思ったのだが...
おがまる利用者はお得なクーポン(利用券の下に写る紫色)もこの時に渡され乗船までの時間に、この券はここで使用してこの券は使用できないな~なんて思っていたのだが...
乗船券を引換ターミナル内をうろうろしていると、乗船案内の放送が始まり
部屋番号順に乗船できるようだ。ちょうど700番台の乗船が始まったところだった。
船内図を見ると百番台が階数を示しているようだった。
さすがに特等室や1等室からだと思った。
飛行機でいうところのファーストクラスやビジネスクラスと同じ優先搭乗(乗船)
エコノミー(2等)の客は最後だろうとは思っていたが、この順番で一番問題になるが船内でのエレベーターの利用にかかわることだ。
往路は5デッキだったのだが、乗船で利用するのは4デッキとなる為、1デッキ上がるのにエレベーターを利用しようと思っても30名ほどの行列が出来ていた。大きな荷物を持ち込む方はエレベーター行列を覚悟した方がいいだろう。
いよいよ500番台の乗船の順番になった。