小笠原 父島旅行記 ~エピソード4~ 上陸編2日目 ~原付で島内一周②~ 宮野浜、小湊海岸、民宿かなめ
小笠原 父島旅行記
ハンバーガーを食べながら、島をどう回ろうかと考えていた。泊まりの宿が扇浦地区にあるため、ほぼ一周できる時計回りのルートを選択した。
ハートロックカフェを出て、もう一度、ウェザーステーションに向かって走り宮ノ浜に最初に行くことにした。できる事なら父島全てのビーチを巡りたいものだ。
島は大きくないので、原付の移動でも宮ノ浜にはすぐ着くことができた。
宮之浜
せっかくのきれいなビーチが、曇りで青さが見えない。
あずまやが南国風でおしゃれ。
ビーチに先客が。
よく見ると同じおがさわら丸に乗っていた家族のようで、入船当日の半日シュノーケリングツアーに参加しているようだ。
半日のシュノーケリング?
もっと楽しみたい!って方も多いと思いますが、2日目以降にイルカスイミングを予定されている方で、最近海で泳いでいない方はこの半日シュノーケリングツアーにぜひ参加したほうが良いですよ!なぜならがいきなり沖合で船から飛び込んで泳ぐのって結構ビビると思う。
少しだけシュノーケリングツアーを見学して次に移動です。奄美大島の時もそうでしたが、島にはいたるところに展望台がありますので景色のいいところを探して全制覇!だ。
長崎展望台
曇っているのが残念。
俺は海賊王になる!
俺は大将軍になる!
元気玉~みんなにおらの元気を分けてくれ!
ってやりたくなりますよね( ´∀` )
夜明け道路には、展望台が数多くある。
夜明け道路沿いに急に出てくる建造物!
でかい!!
国立天文台VERA小笠原観測所
夜に星空をここで見るのも一興かな?
次の展望台は原付を降りて少し歩いた。
初寝浦展望台から望む初寝浦ビーチ
展望台横には廃墟か...父島にはこういった建物も数多く存在していた。
この日は台風19号の影響がまだ残っており、途中でNTTやら東京電力やらの車と何度もすれ違っていたのだが、中央山見晴台の前に倒木があり夜明け道路が縦断できることが出来なかった。当初は夜明け道路を縦断し小湊海岸を目指す予定であったが、縦断できないことで、来た道を戻らなくてはならなった。
中央山
(星空観測の第一候補)
倒木を処理している工事関係者に話を聞くと、工事は今日中に終了し明日には前線開通するとの事だったので、明日以降の星空観測に中央山に来ることは出来るはずだ。しかしこの展望台、原付置き場から歩く事5分程、真っ暗闇に一人で歩く...
中央山から来た道を戻り大村地区を過ぎ、境浦、扇浦を抜け小湊海岸に着いた。小湊海岸には原付を降り少し歩かなければならなかった。車で行く場合は駐車場からはさらに歩くことになる。バスで行ける最南端のビーチでバス停は原付置き場とほぼ変わらない場所まで行くことが出来るようだ。
小湊海岸
(星空観測の第二候補)
事前の調査では右側に灯台の光があるらしい。
小笠原・星空で検索して一番撮影地として結果に出てくる場所だった。白い砂浜で三脚を立てやすい、ウッドデッキが備わっていたので撮影地に向いているのだろう。
海を見つめる美女...
BGMは甲斐バンド
シーズン!
二人の仲は終わりだと
一番遠い海に行き
私のハート区切りをつける
※勝手に別れる前提ですみません
あずまやから海を見つめ波の音に聞きほれ、甲斐バンドのシーズンが頭の中でリフレインしていたころ半日観光の島内ツアー客が団体でやってきて
わー奇麗!
とか
海入るー
とか、にぎやかになってきたころ、厚くなった雲から雨粒が少しずつ降り出してきたので、少し早いが宿に戻ることにした。
最初は大村地区を希望していたが、祭りの影響か大村地区の宿は予約でいっぱいで、特に考えずに扇浦地区にしたのだが、星空観測を行うのには扇浦地区が一番ではないかと思っている。夕焼けを見るときにウエザーステーションに行くことを考えれば少し遠いが、真夜中の運転の距離を考えれば大村地区から、小湊海岸やコペペ海岸に行くことを考えれば、どちらの地区に宿泊すべきかは一目瞭然だった。
民宿かなめ
右上に見える建物が宿泊場所で正面に見える場所が居酒屋かなめで、こちらで夕食と朝食を頂くことになる。(宿泊期間は店主が台風19号の復旧作業のために居酒屋は休業)
夕食は居酒屋を営業しているだけありどれもおいいしいものばかり。この日は雨ということもあり星空観測はあきらめビールを飲んで早めに眠りにつき明日のトレッキングに備えることにした。
部屋の中は8畳ほどの広間で、洗濯機、TV、ポットと完備してあるので長期滞在にも対応できるようだ。ドライヤーが完備していなかったのでかなめママに言って借りることが出来た。今夜は揺れることがないためゆっくり寝られそうだ...