小笠原 父島旅行記 ~エピソード4~ 上陸編二日目 ~原付で島内一周①~ ハートロックカフェ
二見港待合所に向かっって歩くと、色んな宿やツアーの方々が迎えに来てくれていた。俺の世話になる民宿かなめのスタッフもすぐ見つけることが出来た。
名前を言い、もう一組いるので少し待ちますと言われて少し待つと、夫婦が近づき俺と同じように声を掛けていた。
「揃いましたので行きましょうか?」かなめの方の言葉で、三人は歩き始め
「なんとお呼びすればよろしいですか?」と迎えに来た方に尋ねると
「皆さんかなめママと呼びます」と言われたので、私もそう呼びますねと言ったら
「はい( ´∀` )」と答えてくれた。
「かなめママ、今夜は二組ですか?」と俺が聞いたところ、元々二部屋しかない民宿なので二組しか予約を取らないとのことだった。俺は一人で泊まって、なんかすみませんとあやまると「気にしないで下さい」と笑顔で答えてくれた。
原付を借りるので荷物だけを宿に届けてほしいこととツアー会社まで出来れば送ってほしいことを頼んだ。夫婦もツアー会社で降ろしてほしいことと荷物を持ってほしいとお願いしていた。
原付を予約していたツアー会社は車で送ってもらうほどの距離ではなく歩いても5分もかからない距離だった。
小笠原観光(有)
小笠原観光(有)に着くと店内はツアー申込の客でごった返していた。
申し込みをしている列に並ぶこと、数分で俺の順番になった。
予約していた、原付とイルカ・クジラツアーを申し込んだ。
すべての代金を支払い、ツアーの注意事項を確認し、免許証を提示した。
この時、借りる時間を細かく聞かれたが、考えるのが面倒だったので最長の4日間で借りることにした。※大村地区の宿泊の方は72時間で借りて最終日の昼前に返却とか、初日の貸し出しの時間を昼過ぎにするとかに調整すればいいのだろう。
原付の運転に自信があるか聞かれたので「中型免許を持ってるので2輪の運転は大丈夫」と答え(これは予約の時にも聞かれたが、中型免許を持っていることを答えていたのだが、スクーターは250のマジェスティに数年前まで乗っていたのだが、原付の運転は30年ぶりであることに気づいた、まあ同じようなものだろうとこの時は思っていたが、乗ってみて分かったが全然違ったΣ(・□・;))
ヘルメットを受け取り、時間は12時前...船が着いてすぐの飲食店は混んでいると思い、まずは大村地区から程近いウエザーステーションに行くことにした。
キーを回し、ON
スターターをプッシュ
キュルキュルとセルが回りエンジンが掛かった
左右を確認しスロットをひねり、父島の観光が始まった!
しかし
パワーが...
スロットルをひねっても、ひねってもスピードでない。中型のスクーターとは比べものではない。
スピードが出ないだけなら(法定速度30Km)まだ、いいのだが坂道になると全く
登らないΣ(・□・;)
まじか...
ウエザーステーションまでの坂道で、エンジンが悲鳴を上げている...
ウエザーステーション
峠の途中で街を見下ろせる場所があった。
大村地区からは徒歩で15~20分程度とガイド本には書いてあったが、結構な坂道なので夕日の時間に合わせていこうと思っている方は、時間に余裕をもって行動することをお勧めする。
時間がたつにつれ雲が厚くなってきた...
展望台に先に来ていた人に声を掛けられ、軽く情報交換
先日、グリーンフラッシュを見ることが出来たとの事Σ(・□・;)うらやましい...
冬場はこの展望台からクジラを見ることもできるんだとか
ガイド本によっては昔はここからクジラを見つけて船に指示してたとか。
高い山もないのでここなら、クジラも夕日も星空もきれいに見える事だろう。
このままの天気予報で行くと今日の夕日は拝めそうにない...
今にも雨が降り出そうな雲になってきた。
時間が12:00を過ぎたので、一旦大村地区に戻り昼食を取ることにした。
昼食に選んだ店は ハートロックカフェ
ハートロックカフェ
数多くのガイド本に紹介されています。
おしゃれな外観
二階は宿泊者専用スペースになりますので、飲食での利用は出来ません(´;ω;`)
次は宿泊して利用したいものです。
昼過ぎでも、同じように原付をレンタルしてから来る方や、ツアーの申し込みを済ませてから来る方で、店はまだにぎわっていた。父島では現金払いの店が多いと聞いていたがハートロックカフェはPayPayでの支払いが出来た。
ガイド本によるとサメバーガーがお勧めと書いてあったが、残念ながらこの日は売り切れで食べることが出来なかった。
フードメニュー
ドリンクメニュー
チーズバーガー+フライドポテト+アイスコーヒーのセット¥1,050
小笠原コーヒーを飲みたかったが、この日はそこそこ暑くホットコーヒーを飲む気にはなれず...帰るまでに必ず飲もうとこの時は心に決めていたのだが。
ハンバーガーもポテトもアイスコーヒーも普通においしい。
レジの左わきにある小道を抜けると、裏にもイスとテーブルが置いてある、オープンテラスで多くの客でにぎわっていた。
お腹も満たされたことだし、今日やりたかった原付での島も一周に向けて出発しますか!?と誰も聞いていないのに声に出しながらヘルメットを被っていた。